瞳をキラキラさせて目力アップ

瞳の輝きを増して目力をアップさせる、ポートレート向きの加工です。
人間だけでなく犬や猫にも使え、目は口ほどにものを言う・・・が実感できますよ。

レイヤを準備する

まず元画像レイヤを複製します。

さらにその上に、新しいレイヤを追加し、これを「描画」とします。

目を切り抜くために描画する

描画レイヤで、サイズ１〜２の鉛筆ツールを連続直線にして、左図のように瞳を囲みます。
色は見やすければ何でも構いません。

白目も明るく見せたければ目全体を、そうでなければ黒目だけを囲んでください。

囲み終わったら中を塗りつぶします。

さらに「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ぼかし」を、強さ１〜２で実行します。

アルファ操作してから合成する

真ん中の元画像複製レイヤを選択します。
「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「他のレイヤと操作」をクリックします。
対象レイヤに「描画」、操作に「対象レイヤの値をコピー」を選んでＯＫします。

一番上の描画レイヤを非表示にします。

見た目は最初の画像と変わっていませんが、複製レイヤは目の部分だけが残り、他が透明になっています。
（小さくて分かり辛いかもしれませんが）

複製レイヤの合成モードを「加算」「スクリーン」「覆い焼き」のいずれかにして、必要ならレイヤの不透明度を調整します。
（元画像の瞳の色・明るさにより、適するものが違います）

「加算」「覆い焼き」の場合は、かなり不透明度を下げないと不自然になるので注意しましょう
これで出来上がりです。

ワンちゃんでもやってみました。
左が元画像、右がこの瞳キラキラ加工をしたもので、合成モードは「加算」です。

　

こちらはニャンコ、合成モードは「覆い焼き」です。

　

ペット写真ブログをやっている方、このレタッチは超強力ですよ♪
慣れればアッと言う間にできます・・・「可愛い！」コメントが倍に増えるかも！？

*******　関連のある記事　*******

描画ツールとパレット・色について	レイヤ機能	アルファ操作
一部分以外をモノクロにする	描画＆アルファ操作で切り抜き	飛び出し写真