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メイキング〜デジタル絵手紙

素朴で暖か味のある味わいで人気の絵手紙風イラストを、デジタルでも描けないかと考えてみました。
ペンタブレットが苦手でも色塗りが下手でも、この方法なら簡単にサマになる絵が描けると思います。

線画を描く



まず画像全体を、ごく薄い茶や黄色など、紙のような色で塗りつぶします。

(完全な白だと、後で質感がつけられないため)



線画はペン2で描きます。

濃度は140〜180くらい、描画色は真っ黒ではなく濃いグレーにします。
墨には青味がかったものがあるので、そういう色でもいいでしょう。

サイズなど、この他の設定はお好みで。


線画を描きます。

絵手紙は、下絵なしにいきなり描くのが普通です。
(それが難しい人は下絵を描いて、そのレイヤを一番上に置いて線画を描きましょう)
変な方向に曲がったりヨレたり・・・が、後でいい味になるので、ペンタブレットに慣れていない人も自信を持って?描いてください。
言葉も必ず入れます。

なお「消しゴム」は使わないこと。
「元に戻す」も使わないのがベターですが・・・。

線画を加工して、絵手紙風の線にする。



ペン2で描いた線そのままでは、滑らか過ぎて絵手紙っぽくないので、加工します。

まず「フィルタ」⇒「拡散」を範囲2〜3で実行します。



続いてこの線画レイヤを複製し、その複製レイヤに「フィルタ」⇒「ピクセレート」⇒「水晶」を、初期設定のまま実行します。



複製レイヤの合成モードを「比較(明)」か「比較(暗)」の、どちらか好きな方にしてください。
(「明」は線が細く、「暗」は太くなります)

複製レイヤを、下のレイヤと結合します。


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