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中間バックアップと保存形式について
せっかく時間をかけて描いたイラストや、手の込んだ画像加工のファイルを
台無しにしたり失ったりしないために、大切な注意をまとめてみました。
トラブルで真っ青になる前に・・・
保存せずに作業していて、途中でパソコンがフリーズするなどトラブルがあると、全ての内容が失われてしまいます。
作業途中の状態は、こまめにAzPainterファイルで保存しておきましょう。
レイヤ構造を維持したまま保存できます。
普通は、最初に名前を付けて保存したAzPainterファイルに、どんどん上書き保存していけばいいと思います。
しかし、この方法はラクですが・・・
途中で間違いなどに気づいて元に戻したいと思った時、環境設定(「ファイル」メニューの中にあります)で指定してあるアンドゥ回数までしか戻れません。
必要な所まで元に戻せず、ガックリ来た経験は誰にでもあると思います。
そこで少し手間がかかりますが、その都度「別名保存」で、要所要所の状態を全てAzPainterファイルで保存しておく方法があります。
これだと、アンドゥ回数を超えたずっと前の状態にも戻れます。
手の込んだイラストや、複雑な画像加工をする時は、こうしておくといいでしょう。
完成した作品も、まずはAzPainterファイルで保存
複数のレイヤがある作品は、完成した状態も必ずAzPainterファイルで保存しておきます。
レイヤ状態が維持されるので、後で(塗り残しなどの)修正がラクです。
しかし、AzPainterファイルのままではWebで公開したり、メール添付で友人に見てもらうことができません。
その必要がある時は、AzPainter2でAzPainterファイルを開いて、PNGやJPEGなど適した形式で別名保存しましょう。
完成作品のバックアップも忘れずに!
ファイルが1台のパソコンのハードディスク(HD)に保存してあるだけだと、そのパソコンに何かあった時ファイルが救出できないことがあります。
デジタルデータは、一瞬で失われる可能性と隣り合わせなのです。
大切な作品や写真は必ずコピーを取って、別のHDやメディアに保存しておきましょう。
同じファイルを2か所以上に保存しておくのが、バックアップの基本です。
イラストを描く時の基本的な流れ | 写真を編集・加工する時の基本的な流れ |