AzPainter2を使おう〜HOMEへ写真補正・加工 > 凹凸を反映したリアルな文字入れ

凹凸を反映したリアルな文字入れ

文字を入れる部分の凹凸や汚れなどを反映させた、リアルな文字入れの方法です。

文字のかすれの素になる画像を作る



文字入れに使う写真は、ブロック、レンガなどの塀や古い板、サビや汚れのついた金属などが適しています。

元画像を複製します。


複製レイヤに対し、「フィルタ」⇒「カラー」⇒「2値化」を、白い部分が8割程度になるしきい値で実行します。

元画像により適切なしきい値が異なるので、画像を見ながら上手く調節してください。

アルファ操作で文字をかすれさせる


複製レイヤに、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「暗い色ほど透明に」を実行します。

← 黒い部分が透明になったので、下の元画像が見えています。



元画像複製レイヤを非表示にします。

一番上にレイヤを追加して、テキストツールで文字を入れます。


文字レイヤで「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「他のレイヤと操作」をクリックします。

対象レイヤが「元画像複製」なのを確認して、操作に「対象レイヤの値を掛ける」を選んでOKします。

← 文字が部分的にかすれます。

微調整して仕上げる


文字レイヤの不透明度を少し下げると、元画像と上手くなじんで自然に見えます。

ブロック塀など、ザラザラしたものの上に文字入れした時は、「フィルタ」⇒「拡散」を初期設定のまま実行して、文字のエッジを乱すのも効果があります。

これで出来上がりです。

******* 関連のある記事 *******
アナログ風文字アルファ操作2値化&アルファ操作で切り抜き
HOMEへAzPainter2の基礎イラスト講座写真補正・加工切り抜き&透過Web素材作成
テクスチャ&パターン作成色々な加工とTIPSAzPainter2レストランこのサイトについて