縁をフェードアウトさせる

写真の縁を白くフェードアウトさせて、美しく背景に溶け込ませる方法を２つ紹介します。

　

方法１：「枠線」と「ガウスぼかし」を使う

元画像の上にレイヤを追加して、これを「フェード」とします。

描画色を白にします。
「フィルタ」⇒「描画」⇒「枠線」をクリック、「太さ」にやや大き目の値を入れてＯＫします。

← 画像との割合が、こんな感じの白枠が付けばよいです。

このフェードレイヤに対し、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を、適当な強さで実行すれば、画像の縁が綺麗にフェードアウトします。

方法２：四角グラデーションと「ガンマ補正」を使う

まず先に、「表示」⇒「グリッド設定」で、イメージ中央十字線を「表示する」にチェックし、画像に対して見やすい色に設定しておきます。
（「表示する」右横の長方形をクリックすると、カラー設定の画面が開きます）

設定したら、ＯＫします。

ツールウィンドウで、四角グラデーションを描く準備をします。
色は「白→黒」、「反転」にチェックします。

「表示」⇒「グリッド表示」をクリックして、イメージ中央線を表示させます。
（普通のグリッドも表示されると思いますが、これは無視してください）

画像の中央から、どれか1つの頂点のすぐ近くまでドラッグします。

フェードレイヤの合成モードを「スクリーン」にすると、左のように大きなフェードアウトがかかっていると思います。

しかし、もう少し画像の中央をはっきり見せたいですよね・・・。

そこで「フィルタ」⇒「カラー」⇒「ガンマ補正」をクリックします。
ガンマ値のスライダーを左にドラッグして、ガンマ値を適当に下げます。
画像プレビューできるので、それを見ながら調節してください。

これで出来上がりです。

*******　関連のある記事　*******

プリント写真風の白い縁をつける	ドット風のオシャレなフレーム	立体的な額縁を付ける
画像を角丸に見せる	画像の縁をギザギザに	グラデーション描画