マンガ風吹き出し（丸型）

画像にマンガ風の、楕円をつなげたような吹き出しをつける方法です。

吹き出しの本体部分を描く

元画像の上に、吹き出し用のレイヤを追加します。

描画色を、白など吹き出し内部の色にします。

ツールウィンドウで、ペンを円塗りつぶしにセットし、アンチエイリアスにチェックします。

画像上で斜めにドラッグして、吹き出しの楕円を描きます。

ドラッグの角度によって、楕円の形が変わるので、気に入らなければやり直してください。
セリフの量なども考え、大きさにも注意しましょう。

先ほどの楕円と一部重なるように、もうひとつ楕円を描いて、ひょうたん型の吹き出しにしました。
このへんはお好みで。

（たくさん楕円を重ねれば、雲のような吹き出しもできますね）

吹き出しのヒゲを描く

誰のセリフか分りやすいように、吹き出しからチョロッと出ている「ヒゲ」を描きます。
（ヒゲは必須ではありませんが）

描画タイプをスプライン曲線、サイズを２にします。

吹き出し側から、トン・トン・トン・・・と点を置くようにクリックします。
ヒゲの先端まで行ったら、右クリック（またはENTERかESCキーでも）で終了すると、たどった点の間をつなぐ曲線が描画されます。

★スプライン曲線は鋭角的に曲がれないので、必ず先端で一旦終了しましょう。

同様にして、ヒゲのもう一端を描きます。

← このようになりました。

★ヒゲが曲がってなくても良い方は、スプライン曲線ではなく連続直線ツールを使うといいでしょう。

ヒゲの中を塗りつぶすためにツールを「塗りつぶし」、「境界自動判定」にチェックを入れます。

そしてヒゲの内側をクリックしますが・・・

ヒゲ自体が小さい場合や、先端の細い部分はどうしても塗り残しが出てしまいます。

表示を拡大して塗り残し部分をクリックするか、鉛筆ツールなどできれいに埋めてください。

吹き出しを縁取る

（吹き出しの縁取りも必須ではありません）

吹き出しを縁取る色を描画色にします。
「フィルタ」⇒「縁取り」をクリックして、ＯＫします。
（「太さ」は通常１でいいと思いますが、好みで変更してください）

← このような吹き出しができました。

セリフを入れて仕上げる

吹き出しレイヤの上に文字用のレイヤを追加して、テキストツールで文字入れします。

★文字の位置や行間などを調整したら、文字レイヤを下の吹き出しレイヤと結合すると、文字と吹き出しを一緒に移動ツールで動かすことができます。

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